Latenodeは、画面上で処理を組み立てるビジュアルビルダーに、JavaScriptやAPI連携、AIエージェントを組み合わせられる業務自動化サービスです。まず画面上で自動化の流れを作り、必要な部分だけコードやAIを加えたい、という使い方に向いています。
もうひとつ押さえておきたいのが料金の数え方です。Latenodeの料金は、ノードの数や操作の回数ではなく、ワークフローが消費した「CPU seconds」を基準に計算します。自分の用途に合うかを判断するには、できることだけでなく、この料金のしくみも一緒に見ておくことが大切です。
Latenodeで作る自動化の流れは「scenario(シナリオ)」と呼ばれます。scenarioは、自動化を始めるきっかけになるトリガーから始まり、あとに続く処理へデータを渡しながら、順番に実行されます。
たとえば「予定した時刻に処理を始め、データを取得し、条件によって次の処理を分ける」といった流れを、「ノード」と呼ばれる処理のかたまりをつないで作るイメージです。分岐、API呼び出し、データ加工、webhook、スケジュールなどを組み合わせられます。
公式ドキュメントでは、5,500以上の連携が案内されています。用意された連携だけでなく、HTTP Requestやwebhook、JavaScriptを使った独自の連携も組み込めます。
まずは自分が使いたいアプリに対応しているかを確認し、対応していなければAPIで補えるかを見ると、用途に合うか判断しやすくなります。APIとは、サービス同士がデータをやり取りするための窓口のようなものです。
ビジュアルビルダーで全体の流れを見ながら、各ノードでJavaScriptを使えます。一般的な連携は画面上で組み立て、独自のデータ加工やAPI連携が必要な部分だけコードを入れる、といった使い分けができます。
画面上の編集だけで完結させるか、コードまで使うかを、最初に決めておく必要はありません。作りたい自動化の内容に合わせて組み合わせられるのが特徴です。
AI AgentやAIモデル、AI Code Copilotなどを、ワークフローの中で使えます。単にアプリ間でデータを移すだけでなく、AIを含む処理を一連の自動化に組み込みたい場合にも検討できます。
2026年7月時点のLatenodeは、ワークフローが消費したCPU secondsを料金の単位にしています。ノードをいくつ通ったか、操作を何回行ったかではなく、実行に使われたCPU時間で数える方式です。
Freeは0米ドル/月で、月10,000 CPU seconds、5つのactive workflows、1 worker、3日間の履歴が含まれます。小さく始めて、作りたい自動化が組めるか、どのくらいCPU secondsを使うかを確かめる入口にできます。
Pay as you goは基本月額が0米ドルで、10,000 CPU secondsを超えた分が段階別の単価で課金されます。最初の有料帯は、1 CPU secondあたり0.00012米ドルと表示されています。標準表示には、active scenarios無制限、5 workers、1実行あたり10分、30日間の履歴が含まれます。
注意
料金は2026年7月20日に確認したグローバル向けの米ドル表示です。旧ドキュメントのexecution credit表と現行のCPU-second方式は混同せず、申し込み前に現在の料金を確認してください。
Latenodeを検討しやすいのは、画面上で自動化を組み立てながら、必要に応じてJavaScript、API、AIを組み合わせたい場合です。用意された連携だけで足りるか、独自連携まで必要かを先に整理しておくと、使う機能が見えやすくなります。
料金面では、「自動化を1回動かしたらいくら」という回数ベースの見方では計算できません。同じような処理を無料枠で試し、CPU secondsの消費量と必要な履歴の期間を確認すると、実際の利用に合わせて判断できます。
自分の用途に当てはめて、次の3点を確認しておきましょう。
Q.無料で試せますか?
A.Freeは0米ドル/月で、月10,000 CPU secondsと5つのactive workflowsを含みます。履歴は3日間です。
Q.CPU secondとは何ですか?
A.ワークフローが実行時に消費したCPU時間を数える単位です。ノードの数や操作の回数とは、数え方が異なります。
Q.コードを使う自動化にも対応できますか?
A.各ノードでJavaScriptを使え、HTTP RequestやAPIもワークフローに組み込めます。ビジュアルビルダーとコードを併用したい場合に検討できます。
Latenodeは、ビジュアルビルダーで業務自動化の流れを作りながら、必要な部分にコード、API連携、AIを加えられるサービスです。連携したいアプリと必要なカスタマイズを確認したうえで、無料枠から試すと判断しやすいでしょう。その際は、回数ではなくCPU secondsで費用が決まる点も、あわせて確認してください。