公式情報ベース

Makeとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約3分 更新日 2026-07-16

Makeは、プログラミングの知識がなくても、いろいろなアプリやサービスをつないで作業を自動化できるツールです。画面上でブロックを線でつなぐように処理の流れを組み立てられるので、コードを書かずに「この操作をしたら、次にこれをする」という自動化を作れます。単純な通知の送信から、請求書の処理のような複数のステップにまたがる業務まで幅広く扱えるのが特徴です。

この記事では、Makeで何ができるのか、料金がどう決まるのか、そして使う前に知っておきたい注意点を、はじめて調べる方に向けてやさしく解説します。とくに料金は少し独特なしくみになっているので、そこを重点的に説明します。

Makeでできること

Makeは、複数のアプリをまたいだ作業を、人の手を介さずに動かすためのツールです。あらかじめ用意された連携先が数多くあり、ふだん使っているアプリ同士をつないで、決まった手順を自動で流せます。

自動化できる作業は、通知を送るような単純なものだけではありません。たとえば新しく入った従業員のアカウント登録や、届いた請求書の処理といった、いくつもの手順が連なる業務プロセスも組み立てられます。手作業だと時間のかかる定型業務を、一度組んでおけば自動でくり返せるのが利点です。

用意された連携先で足りないときは、APIを持つアプリやサービスへ自分で接続することもできます。専用の連携が無いサービスでも、HTTPでやり取りするための機能などを使えば、コードを書かずにつなげる余地があります。ここは少し発展的な使い方ですが、「対応アプリの一覧に無いから諦める」となりにくい点は覚えておくとよいでしょう。

Makeには、複数の道具や知識を組み合わせて動かすAIのしくみとして「Make AI Agents」という機能も用意されています。これはAIに役割を持たせて作業の一部を任せるようなもので、自動化の流れの中に組み込めます。ただし提供の段階や利用条件の面で発展途上な部分があるため、重要な業務でいきなり全面的に頼るのは避け、まずは試すところから始めるのが安心です。

料金のしくみ

Makeの料金を理解するうえで、まず押さえたいのが数え方です。Makeは、処理をどれだけ動かしたかに応じて費用がかかるしくみで、その単位を「クレジット」と呼びます。AI以外の一般的なモジュールでは、基本的に1オペレーションで1クレジットを消費します。プランは、この月あたりのクレジット数をどれだけ確保するかで選びます。

ここで少しややこしいのが、「クレジット」と「オペレーション(処理の実行回数)」は関連しているものの、まったく同じものではないという点です。一般的なモジュールは1オペレーション=1クレジットが目安ですが、Make内蔵AIやMake AI Agentsでは、トークン量や利用するAIプロバイダーによって消費クレジットが変動する場合があります。また、分岐や絞り込みのようにクレジットを消費しない部品もあります。月額を見積もるときは、通常処理の回数とAI処理の利用量を分けて考えると分かりやすくなります。

料金プランは、無料で試せる入口から、用途に応じた有料プラン、そして大規模向けのカスタム料金まで用意されています。

プラン課金単位月額主な内容
Free$0/月(月1,000クレジットまで・期限なし)期限なし無料枠・3,000+アプリ・ルーター/フィルター
Coreクレジット$9/月(10,000クレジット時)アクティブシナリオ無制限・分単位スケジュール・Make API
Proクレジット$16/月(10,000クレジット時)優先実行・カスタム変数・全文ログ検索
Teamsクレジット$29/月(10,000クレジット時)チームロール・シナリオテンプレートの共有
Enterpriseカスタム(要問い合わせ)カスタム関数・企業向け連携・24/7サポート

注意

有料プランの金額は「月10,000クレジット」表示時点の値です。確保するクレジット数を増やすと、それに応じて月額も変わります。

無料プランは期限なしで使え、月1,000クレジットまでの範囲であればずっと無料のまま試せます。まずは無料で小さな自動化を組んでみて、消費のペースをつかんでから有料プランを検討する、という進め方がしやすい料金体系です。大規模な利用や企業向けの機能が必要な場合は、Enterpriseとして個別の見積もりになります。

確認しておきたいこと

自動化したい作業で使うアプリが、Makeの連携先に含まれているか
連携先に無い場合、APIでの接続まで自分で対応できそうか
自分の使い方だと、月にどのくらいのクレジットを消費しそうか
まずは無料枠の月1,000クレジットの範囲で試せる規模かどうか
Make内蔵AIやMake AI Agentsを使う場合、トークン量やAIプロバイダーによって変わるクレジット消費を確認したか

よくある質問

Q.無料のままずっと使える?

A.はい。無料プランは期限がなく、月1,000クレジットまでの範囲であれば費用をかけずに使い続けられます。まず試してみたい方に向いています。

Q.料金はどうやって決まる?

A.処理を動かした回数に応じて消費される「クレジット」が基準です。プランは月あたりのクレジット数で選び、確保するクレジット数を増やすほど月額も上がります。有料プランはCoreの$9/月(10,000クレジット時)から始められます。

Q.プログラミングができなくても使える?

A.使えます。Makeは画面上で処理の流れを組み立てる方式で、コードを書かずに自動化を作れます。専用の連携が無いサービスにAPIでつなぐような発展的な使い方もありますが、基本的な自動化はコード無しで組めます。

Q.通知を送るくらいしかできない?

A.いいえ。単純な通知だけでなく、従業員の登録手続きや請求書の処理のように、複数の手順が連なる業務プロセスも自動化できます。

関連記事

出典

確認日: 2026-07-16(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Make